Pops Basic Arrangement Workshop (※2026年8月開講)
4-4 Rhythm パートとBassの連携 【Accent・Symcopation・Kick(キメ)】
Rhythm パートとBassの連携
リズム(主にドラムのキック)とベースには密接な関係があります。
曲のボトムを『ひとかたまり』として見たときに、
なるべくグルーヴに統一感があるようにすると、曲全体がスッキリとまとまり良く聞こえるのです。
具体的に、ドラムのキックとベースの関連性について
以下の2通りを紹介しましょう。
①ドラムのキックの演奏タイミングとベースの演奏タイミングが一致している

上の譜面のように、キックとベースのタイミングが一致していると曲全体のまとまりが良くなりま す。
両者のタイミングが完全に一致する必要はなく、大まかなアクセントが一致していれば構いま せん。
②ドラムのキックの演奏タイミングとベースの演奏タイミングは連動していない。
ベースがその曲の定番ビートを演奏しているので、ボトム感にまとまりがある

上の画像は連動していないパターンです。
ベースがその曲のビート感の定番リズムパターンで演奏しているので、
ドラムとベース、両者を合わせたビート感が散漫にならずにまとまっています。
とはいえ、①の場合と比べて多少ビート感は細かくなるので、
①よりもタテの線を強調したい場合や
ビート感を強調したい場合にこの演奏をすると良いでしょう。
アコースティック系楽器で演奏するにしろ、エレクトロ系楽器で演奏するにしろ、
ドラムのキックとベースの関係は以上の2通りである場合が殆どであることを覚えてください。
シンコペーションにはいろいろな手法があります。
ポップスでいうシンコペーションは、メロディの形に合わせて、
リズムのアクセントやコードチェンジを
8分音符や16分音符だけ前倒しすることです。
前倒しすることを『食う』と表現することもあります。
メロディのリズムパターンとその他のリズムパターンがチグハグになっていると、
曲全体のビート感が無意味に複雑になってしまいますので、
シンコペーションを活用して統一感のあるビート感になるようにしてください。
下の譜面の赤丸で囲んである箇所がシンコペーションとなります。
ルビーの指環 / 寺尾聰
キメのリズムとは、特定のフレーズを強調したい時に、
そのフレーズのリズムパターンをオケ全体で演奏することです。
真夏の夜の夢 / 松任谷由実
サビ直前や曲後半の盛り上がりでキメのリズムを作ると、効果的なダイナミズムを演出できるでしょう。
