Piano & Keyboard Basic Technique (Online)
4-2 What is Diatonic Chord ?
【Diatonic Chord】

今週の講座を学習するにあたって、事前にDiatonic Chordについて簡単に学習する必要があります。
一般的に日本ではDiatonic Chordとは
先週までに学んだ12個のMajor Scale (又は Natural Minor Scale)の内、選択した1つのKeyの構成音のみで3度ずつ積み上げられたChordをDiatonic Chordと呼ばれています。
※上記以外の様々な音階・音列に対するDiatonic Chord に関する考えは Music Theory & Song Wiriting 6 にて解説致します。
Diatonic Chordは作曲をする上で基本となる7つのChordになり、様々な場面で出てくる大事なChordです。
Diatonic Chordはその特性上、Root音をローマ数字を用いた度数表記(Degree Name)で表すことで、様々なKeyのDiatonic Chordを瞬時によび呼び出すことが可能です。いくつかの例を見てみましょう。
※◯-7(b5) は ◯ø7 (ハーフディミニッシュセブン)という略記で表記される場合があります。

このように各Keyの構成音と順番を把握していれば、後は◯△7 , ◯-7 , ◯7 , ◯ø7 へ当て嵌めるだけで、様々にKeyで使用することが可能です。
【Chord Function】
ポピュラー系音楽理論ではFunctionと呼ばれるものがDiatonic Chordの各度数のコードに割り当てられているのが特徴です。
これにより専門的な知識がない方でも、これらを丸暗記することで演奏や作曲を楽しむことが出来るようになりました。

3つにグループ分けされた各コードをTonic → Subdominant → Dominant へとバトンを渡していくことにより楽曲のストーリーが進んでいく感覚を得ることが出来ます。
もちろん、その逆をいくことで独特の停滞感や反行的なコード進行を生み出すことも可能ですし、同じFunctionのコードを連続させることで進行具合を調整することも可能です。
自分が作曲したい楽曲に合わせてChord Functionのサイクルを回していくことで、様々なコントラストを演出出来るようになります。
この講座を通して、演奏能力の向上だけで無くこのFunctionの感覚もしっかりと耳で確認して身体に入れていきましょう。
