教育方針について

「型」があるから、「型破り」に。機材に操られない、一生モノの音楽力

DAWはあくまでツールの1つ。そこに何を描くはその人次第

「DTMer」という言葉が、近年よく聞かれるようになって来ました。勿論、コンピューターを使用しての楽曲制作が身近になったことで、より多くの方がDTMを始めるようになったことは素晴らしいことだと思います。 

しかし、近年のDTM関連のメディアはあまり知識の無いユーザーに対して、聞き馴染みの良いキャッチコピーで煽り、ソフトウェア音源やプラグインがコレクションアイテム化しているの方が多くなって来ていることも否定出来ません。

音楽的な知識がほぼ無い状態で、それらの「道具」にいくら投資をしたとしても、楽曲のクオリティはある時期を境に殆どの場合は停滞します。

実力と機材は掛け算であり、どれだけクオリティの高い音源を所有していたとしても、楽曲を構築する能力(作曲・アレンジ)が乏しければ、その投資は無駄になってしまいます。

機材に投資する前に、まずは自分自身に投資をして欲しい。

私は最低限の機材さえ揃えていただければ、まずは自分自身の音楽の力に投資をして欲しいと考えています。

私は普段、音楽コンテスト「ソニコン」などで多くの楽曲審査を担当したりしています。そこで毎回1,000曲近くを聴く中で、ある共通した課題に気づきました。

それは、「クリエイターが機材(ツール)に振り回されている」という現状です。

コンテストで惜しくも最終選考に残れない楽曲には、以下のような特徴があります。

  • 音は良いのにリズムが不自然な箇所が多い(特にセクションの切り替わりなど)

  • 展開が平坦で、導入の音色は良いのに印象に残らない

  • 不協和音が生じている(メロディとコードがあまり好ましい状態になっていない)

  • バランスが悪い(特定の音だけ大きく、音圧だけで押し切ろうとしている)

現代のDTM機材は優秀です。お金を出せば「良い音」はすぐに手に入ります。しかし、その「良い音」をどう使い、どう組み立てるか。その「判断力」こそが、今のクリエイターに求められている大切な能力だと思います。

無料で学べる時代だからこそ、「積み上げ」が差をつける

DTMや動画コンテンツの普及により、誰でも簡単に音楽を作り、発表できる素晴らしい時代になりました。「音楽理論」や「鍵盤の演奏」「作・編曲テクニック」も、検索すれば無料で手に入ります。

しかし、必要な情報だけを「つまみ食い」する学習では、なかなか実力が定着しません。 「自分の曲、これで合っているのかな?」「クオリティにムラがある…」 もしそう感じているなら、一度音楽を学習してみることを考えるチャンスかもしれません。

「音選び」で終わらせないための、アカデミックな基礎体力

Spliceなどのループ素材や、高品位なソフト音源が充実した今、制作時間の半分は「音色選び」に費やされます。 なんとなくソフトを立ち上げれば、それっぽい曲は作れてしまう。だからこそ、そこから一歩抜きん出るためには、自分なりの「個性」が必要です。

その個性を支えるのが、音楽の根幹である「音楽理論」「DTM・作編曲テクニック」といったアカデミックな知識です。 これらを一度クリエイター人生の中で「インストール」しておくことで、膨大な音色や機材に溺れることなく、自分の意思で音を選べるようになります。

音楽をアカデミックに学んでしまうということに抵抗がある方もいるかもしれません。

勿論、アカデミックな知識はなくても活躍されているクリエイターの方は沢山いらっしゃいます。それは素晴らしいことです。

ただ、このページを見ているあなたは、何かしら自分の楽曲に対して壁を感じているのではないでしょうか?

特に小さい頃から音楽教育を受けてこられなかった方が、これから音楽を自由に制作していくようになる為には「音楽理論」なしに制作をしていくのはかなり厳しいと個人的には考えています。

私自身も、自分の能力に限界を感じた時、その突破口になってくれたのは「音楽理論」を中心としたアカデミックな知識でした。

MITC ACADEMYは「音符」から逃げるようなレッスンは行いません。音楽の学習において譜面が読めなくて良いなんてことはまずありえません。そこから逃げることは最終的に必ず遠回りになります。まだ譜面が読めない方にもわかるように、MITC ACADEMYは様々なレッスンをご用意しております。

自由な音楽のために、あえて「型」を学ぶ

「音楽は自由」です。自分が楽しむだけなら、ルールは必要ありません。 しかし、「誰かに聴かせたい」「ファンを増やしたい」と願うなら話は別です。

人が「良い」と感じる音楽には、共通する「型」が存在します。 その「型」を知った上で、「ここはあえて外そう」「ここは基本通りにいこう」とコントロールすること。 これこそが「型破り」であり、何も知らずに適当に作る「型なし」とは決定的に違います。

MITC ACADEMYでは、この「音楽の道標」となる理論を、あなたのレベルに合わせて学習することが可能です。

MITC ACADEMYが選ばれる理由

当スクールでは、未経験者から経験者まで、それぞれの現在地からスタートできるカリキュラムを用意しています。

  • 受講するレッスンのレベル表記: 受講したいレッスンを行う上で必要な知識を事前に確認出来、自分の実力と照らし合わせて受講が可能です。

  • 答え合わせの場: 第3者に聞いてもらうコミュニティを持つことで、独学で作ってきた曲の「なぜ?」を解決し、成長スピードが加速します。

  • 実感を伴う成長:学習を進めていくと、「普段聴いている音楽の聞こえ方」が変わります。これこそがスタートラインに立った証拠です。

音楽を学ぶことは、一生の財産になる

「プロにならなければ、学ぶ意味はない?」 私はそうは思いません。

現代は、仕事をしながら音楽活動を続けることが当たり前の時代です。 学んだ知識は、プロを目指す方はもちろん、趣味で続ける方にとっても「音楽を楽しむ一生の財産」になります。

MITC ACADEMYはプロもアマチュアの方も「もっと音楽を楽しみたい」という気持ちを大切にします。より多くの方が通えるように、 音楽の街・渋谷駅からすぐ。平日夜や土日に、社会人や学生が安心して通える環境を整えました。

もちろん、それでも難しいという方の為にオンラインレッスンもご用意させていただきました。

音楽を愛するすべての人が、その「楽しさ」と「喜び」を深められる場所。 MITC ACADEMYで、あなたの音楽をもう一段階レベルアップさせませんか?

音楽を愛するたくさんの方にお会い出来ることを、心から楽しみにしております。

MITC ACADEMY 主催 谷 正太