Pops Horn Arrangement Workshop
4-2a 各楽器の譜面表記
2管の場合のユニゾン
2管編成でユニゾンを用いる際は、同じ音程を複数の楽器が同時に演奏することでサウンドを厚くしたり、メロディを明確に打ち出したりする効果があります。
ここでは、キーがA♭の4小節フレーズを例に考えてみましょう。
このフレーズは実音表記で書かれており、トランペット、アルトサックス、テナーサックス、トロンボーンそれぞれの移調譜に置き換えると、ほぼ各楽器の適正音域に収まります。
トランペットでは最低音が下のC、アルトサックスでは五線の中央あたり、テナーサックスではやや高め、トロンボーンもへ音記号でやや高めの位置に相当します。
演奏する前に、実音で書かれたフレーズが各楽器でどの高さ(音域)になるかを常に意識しておきましょう。
オクターブユニゾンの使い方
オクターブユニゾンでは、同じメロディを1オクターブ離れた複数の楽器で演奏します。
2管で編成するときも、フレーズの配置次第でオクターブ違いの音程を活用し、アレンジに変化をもたせることが可能です。
特に、高音域の楽器と中音域(あるいは低音域)の楽器でオクターブユニゾンを組み合わせると、メロディの存在感を保ちつつ、広がりのある響きを得られる点が魅力です。
楽器ごとの移調や音域表を参考にしながら、どのオクターブで書くのが最適かを検討してみてください。
【解説まとめ】
2管の場合のユニゾン
- 同じ音程を複数楽器で重ねることでサウンドに厚みを出す
- キーA♭の4小節フレーズを例に移調すると、各楽器の音域に収まりやすい
- トランペットは最低音が下のC、アルトサックスは五線中央付近、テナーサックスはやや高め、トロンボーンはへ音記号でやや高め
- 実音で書かれたフレーズが各楽器でどの音域になるか常に意識する
オクターブユニゾンの使い方
- 同一メロディを1オクターブ離して演奏するアプローチ
- 2管でもオクターブ違いを取り入れればアレンジに変化を持たせられる
- 高音域と中低音域の楽器を組み合わせると、存在感と広がりを両立
- 楽器の移調や音域表を参照し、最適なオクターブを選択する
#譜例

