Ear Training Lv.1
4-3 Movable “Do” training 1
移動ド練習の概要
移動ド唱法では、提示された音を「Do」と定めてメジャースケールを歌います。
同じ運指・音程感をどの調でも再現できるため、移調能力と音感の強化に役立ちます。
メジャースケールを歌う手順
講師がピアノで「Do」の音を鳴らしたら、その音を基準に Do Re Mi Fa Sol La Ti Do と上行します。
音名(C D E…)を確認しながら、シラブルで正確に歌うことがポイントです。

キーの変更による練習例
・CをDoとした場合は C D E F G A B C を歌います。
・GをDoとする時は声域に合わせてオクターブを選び、G A B C D E F♯ G を歌います。
・E♭をDoとした場合はE♭ F G A♭ B♭ C D E♭ となり、黒鍵を含む音程変化に注意します。
アルペジオ(分散和音)の導入
メジャースケール1オクターブ上行後、Do Mi Sol Mi Do と歌ってメジャートライアドを確認します。
F♯をDoとする例では、F♯ G♯ A♯ B C♯ D♯ E♯ F♯/F♯ A♯ C♯ A♯ F♯ となります。
AやD♭をDoに置き換えた練習でも同様に三和音を意識して歌います。
まとめと練習のポイント
提示音を正確に聞き取り、各調で同じインターバルを保つことが移動ド練習の核心です。
スケールとアルペジオを組み合わせることで、音感と和声感を同時に養えます。
日々の練習では、異なる調・オクターブを試し、安定した声と音程を目指しましょう。
【解説まとめ】
移動ド唱法のねらい
- どの調でも同じ音程感を再現し移調力を高める
- 基準音を耳で捉え相対的な音感を養う
メジャースケールの歌い方
- 講師が示す音を即座にDoと定めDo Re Mi Fa Sol La Ti Doと上行する
- 音名C D E…を確認しつつシラブルで正確に歌う
キー変更トレーニング
- CをDoとする基本形で運指と音程を把握
- GやE♭など異なる基準音に置き換え声域に合うオクターブを選択
- 黒鍵を含む調では半音差の感覚に注意
アルペジオ練習
- スケール後にDo Mi Sol Mi Doを歌いメジャートライアドを体得
- F♯やAなど任意の音をDoとして三和音の配置を確認
継続練習のポイント
- 提示音を正確に再現し各調で等しいインターバルを保つ
- スケールとアルペジオを組み合わせ旋律と和声感を同時に強化
- 毎日異なる調とオクターブで練習し安定した音程と発声を目指す
